ハーレーのエアフィルターやカバーの交換と清掃

一般的にカスタムバイクを所有している場合、最初はマフラー交換を実施します。それは、排気音が魅力的な音になる可能性があるからです。
多くのライダーの場合が、次に手をつけるのはエアフィルターです。エアフィルターを交換することで吸気効率を上げ、さらなるパワーを得ることも可能です。エアフィルターのカバーはエンジンの中央部についているため、ルックスという視点でもとても重要なカスタムアイテムとなります。ハーレー用のエアクリーナーの老舗ブランドとしてS&Sがありますが、その中でも ティアドロップエアクリーナーキットがカバーの形状が良く定評があります。その他にも、Arlen Nessのエアクリーナーやスクリーミンイーグルのエアクリーナーが人気です。

エアクリーナーは定期的なメンテナンスが必要で、清掃する必要があります。その目安としては、半年から1年に1回の点検が理想的です。しかし、これはあくまでも目安でオートバイに乗る回数や距離などで異なるため、ロングツーリングをした後には必ず点検をするというクセをつけると良いでしょう。交換の目安については、走行距離8,000km〜10,000kmが一つの目安です。
エアクリーナーは消耗品扱いのパーツのため、劣化が進むことで吸気効率に影響し、パワーが落ちてしまうこともあります。

エアクリーナーを清掃するためには、エアコンプレッサーがあると良いでしょう。特に純正のエアフィルターについては紙素材のため、水や液状の洗剤による洗浄に弱い特性があることから、エアコンプレッサーがある方が良いですが、掃除機などでも代用できます。具体的な清掃方法は、エアクリーナーの内側からエアーを吹き付けることで付着したゴミなどを吹き飛ばします。また、場合によっては虫などがエアクリーナーの吸い込み口に付着していることがありますので、このようなゴミもエアコンプレッサーで吹き飛ばしましょう。